このたび当社は増車申請を関東運輸局に
増車申請を却下されたことは、行政の裁量権の
逸脱があり、違法として国を相手取り行政訴訟
を提起しました。
当社は小さなタクシーベンチャーです。
4年前にわずか1台の稼働で始め、やっと
140人の仲間となり、私達が思い描く理想
に一歩ずつ近づいている過程です。
コンプライアンスを守り、社員の労働条件を改善し
お客様からのご支持も頂いている会社が
何故、自由に事業を拡大できないのでしょうか?
小泉政権の規制緩和がいけない!
規制緩和は失敗だった!
安全がおろそかにされた!
はたして本当でしょうか?
規制緩和そのものはなにも小泉政権が
すべてやったわけではありません。
当然国民の同意もあったのです。
私はこう考えます。
規制緩和を自由化ととらえた国民と
政治家と官僚すべてが間違えたのだと。
規制緩和は自由化ではありません。
自己規律化だととらえなければならなかったのです。
規制緩和により様々な会社が生まれます。
しかし、初乗り50円というタクシー会社があったとして、
それに乗るのは自由です。しかし、そこに安全はおろそかに
されているという可能性を自己判断しなければなりません。
本当の自由には責任があります。
福沢諭吉が言った「独立自尊」。
独立することで初めて自由がある。
しかし自由とは何をしてもいいのではなく
厳しい自己規律がなければ、意味がないのです。
国民は自由を享受できるほど、国や行政に対して
自己規律ができていなかったのです。
高速道路で悲惨なバスの事故がおこりました。
その会社は無法の限りを尽くしていました。
その会社も行政も誰一人責任をとれません。
命は戻らないからです。
タクシーも規制緩和となりましたが
既存のタクシー会社を含めて、
自己規律のできる会社が何社あるのでしょうか?
それができる責任者が何人いるのでしょうか?
freeとliberalは違うのです。
タクシー会社も行政も国民も自己規律が
なければ規制緩和は必ずミスリードされます。
ただ、私は日本の国民の皆様に聞きたい。
私達は自己規律のできない情けない人間ですか?
私達は、増車を勝ち取るために裁判をします。
しかし、そこに込める意味はそれだけではありません。
規制緩和という世の流れは変わりません。
しかし、本当にその覚悟がこのタクシー業界、
行政、そしてご利用していただく利用者に
あるのかを問いたいのです。
私は信じています。少なくとも一歩ずつ
自由を愛し、自己規律のできる社会に
近づきつつあることを。
自由では私達は何をしていいかわかりません。
すべてを委ねますので、管理してください、お代官様。
こんな国にはならないことを望みます。
この戦いが何かを変えるきっかけになることを
私は望みます。
K
posted by RoyalLimousine_staff at 16:03|
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